入れ歯
dentureオーダーメイドの精密入れ歯で、
極力小さく薄く、痛くなく、丈夫で長持ち
入れ歯は毎日使うものなので、少しの不具合があるだけでも嫌ですよね。
患者様一人ひとりのお口にぴったりフィットする精密な入れ歯を作製しています。
「ただ噛めればいい」ではなく「ストレスなく噛める快適な装着感」を追求し、より高精度な入れ歯をご提供します。
型取りや作製作業に入る前に重要なのが、カウンセリングです。

入れ歯は「一期一会」
患者様とじっくりと向き合って話をし、患者様をよく知ることが入れ歯作製の第一歩と考えています。食べ物の好みやお仕事、趣味など、患者様一人ひとりの生活習慣や嗜好を考慮して入れ歯を作製することは、完成した入れ歯の満足度と大いに関係があるのです。
患者様とコミュニケーションを重ねるなかで、その人に合った入れ歯をイメージできます。これこそ、入れ歯の作製でもっとも重要な過程です。また、加齢とともに入れ歯が合わなくなってくると、数年ごとにつくり替える必要も出てきます。当院が大切にするのは、そのときどきの口内環境や生活スタイルに応じて、最適な入れ歯をご提供すること。患者様のご希望や生活習慣を第一に考え、常に親身な姿勢で治療を行います。
「入れ歯の善し悪し」というのは、ドクターが決めるものではありません。
患者様が決めるものです。その面では、オーダースーツを作るときのように、「職人」としての技量が求められます。我々が、よくできた入れ歯だと思っても、患者様に「噛みにくい」といわれたら、もうそれで終わりです。満足してもらえる入れ歯を作るには、患者様とのコミュニケーションが不可欠です。
現在の入れ歯をみながら、どこが気に入らないのか(入れ歯が大きすぎる、かみあわせが高い、または低すぎる、前歯の格好が悪い等々・・)を聞きながら、新しい入れ歯の最終イメージを考えます。ここで、患者様の新しい物に対する順応性などを考慮したときに、新しい義歯をあえて作らず、現在の義歯を改良することで使って頂くときもあります。つまり、入れ歯はひとつとして同じプロセスで完成するものではないのです。
精密入れ歯の治療方針
入れ歯を専門に学んだ、知識と経験豊かな歯科医師・歯科技工士と、丁寧で質の高いカウンセリングにより、患者様に本当に合った入れ歯の提供を目指します。
入れ歯に対して「痛い」「噛めない」「外れる」「目立ちたくない」など、どんなお悩みをお持ちでも、お気軽に1度ご相談ください。専門歯科医院として、患者様を全力でサポートいたします。
患者様への3つの約束
- 入れ歯でお悩みの患者様の立場に立って、丁寧・親切な診療と、妥協のない治療を致します。
- 入れ歯などを学ぶ補綴科の得意な歯科医師と技工士が製作にあたり、質の高い入れ歯の提供をし、お一人お一人のお悩みを解消できる様に最大限の努力致します。
- 患者様が、入れ歯製作後もご安心いただける、保証やサポートを致します。
入れ歯製作において下記の5点を徹底しています。
- 違和感の少ない義歯
- 歯に負担をかけにくいよう残っている歯を守る設計
- 入れ歯のバネに食べカスが溜まらない衛生面に配慮した設計(虫歯、歯周病菌の繁殖防止)
- 見た目が目立ちにくいように設計する
- 修理しやすく調整しやすい義歯
インプラントが普及している昨今でも、入れ歯人口は2800万人であり5人に1人が入れ歯をご利用になっているという状況です。
「噛むと痛い」「違和感が大きい」「外れやすい」という悩みをお持ちの方が多く、それによって、本来楽しいはずの食事が苦痛だったり、入れ歯が気になって外出できないなど、日々の生活にも大きな影響を受け、食事の質が低下されている方も多いのです。
現在、全国に6万5千件以上の歯科医院がありますが、すべての歯科医院で品質の高い入れ歯が提供できる訳ではありません。
全国の歯科医師は10万人を超えるなか、義歯よりインプラントに力を入れる歯科医師が増えてきており、入れ歯に対しての専門知識・経験豊かな歯科医師は、減少の一途を辿っています。
その理由の1つとして、インプラント治療へと時代の流れが起きている過渡期なのです。
ですがインプラントは治療費用が高額で外科処置も怖くハードルが高い患者さんも多いのです。
池田歯科こども歯科では、入れ歯専門の歯科医師が在籍しております。
入れ歯だからしょうがないといって諦めないで下さい。
ぜひ一度、あなたの入れ歯の悩みを聞かせてください。
今お使いの入れ歯の問題点をご説明させていただいたり、どういう入れ歯が皆様のお口に合うのかなど、時間をかけてじっくりとご相談させていただきます。
これから、インプラントにしようか、入れ歯にしようか悩んでいる方も同じです。
入れ歯は「取り外しができる」から清掃性が高く、顎骨をドリルで穴を開ける外科処置がないため体への負担が少ないのが特徴です。
入れ歯は合わなくなったら内面を調整できます。
視力が悪くなったときに眼鏡をかけるのと同じで、入れ歯はいわば、「お口の眼鏡」です。
今は材料も進歩し、柔らかい入れ歯で「痛くない」「外れにくい」コンフォート義歯を作ることも可能な時代になりました。
毎日の食事に必須な入れ歯だからこそ、皆様の生活に向き合って、皆様一人一人の「オーダーメイドの入れ歯」をご提供することをお約束いたします。
- 「他の歯科医院で作製した入れ歯が合わずにお困りの方」
- 「しっかり噛めるようになりたい方」
- 「インプラント治療に抵抗がある方」
そんな患者様のご要望をお聞きし、末永く快適にお使いいただける入れ歯を作製します。
当院は、歯科技工士と連携をとって型取りから徹底して精密さを貫いています。
噛み合わせたときの入れ歯の浮き・外れを防ぐための試験(転覆試験)や調整、そして食事をするときの筋肉の動きなども取り入れる咬座印象(こうざいんしょう)などの工程を経て、どんな方でもできるだけストレスなく噛める入れ歯をご提供しますので、歯を失ってしまった方はもちろん、今お使いになっている入れ歯に満足されていない方もお気軽にご相談ください。
歯の無いところの治療法の選択
歯の無い(抜いた)所の治療は下記になりますが、各治療法、利点・欠点があります。
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何も入れない
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入れ歯治療
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ブリッジ治療
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インプラント治療
何も入れないと抜けた歯の周囲の歯が倒れ、歯の清掃が難しくなり、歯が浮いて噛み合わせがずれて顔がだんだんと歪んでしまいます。
- 歯周病、虫歯になる事が多い
- 咬む相手の歯が浮いてきて咬合性外傷となり弱くなり、歯周病になりやすい
- 咬みあわせが狂い、顔が歪んでくる
- 噛む力の低下
- 発音障害(息・唾液、抜ける)
- 見た目が悪い
- 残っている歯に負担がかかる

どこに重要視・価値感を置くかによって治療法が決まってきます。
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かたいものが咬める順
インプラント→ブリッジ→入れ歯
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話しやすい順
インプラント→ブリッジ→入れ歯
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見た目が良い順
インプラント→ブリッジ→入れ歯
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支える歯の寿命が長い順
インプラント(支える歯は必要なし)→ブリッジ(削るか神経をとる)
→入れ歯(毎日の出し入れで歯がゆれてくる) -
治療期間が短い順
入れ歯→ブリッジ・インプラント
※歯の本数によります
入れ歯のメリット・デメリット
バネで支えたり、金具を健康な歯に引っ掛けて固定します。
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入れ歯のメリット
- ブリッジでは適応できないような大きな欠損に有効です。
- 健全な歯を削らずに補うことができます。(削る代わりにバネで固定する場合もあります。)
- 取り外しができるので手入れが簡単です。
- 保険が適応されます。
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入れ歯のデメリット
- バネによる隣の歯への負担が大きくなります。
- 咬む力が健康な歯に比べて20%~30%くらいにしか噛めず約7割減る。
- 取り外して手入れをする必要があります。
- 口の中で動きやすく、痛みが伴うことがあります。
- バネの周りが虫歯、歯周病になりやすい。
- 発音しにくい場合があります。
- 違和感が一番あります。
- 見た目に欠けます。
ブリッジのメリット・デメリット
健康な歯を支台にして、歯のない部分にブリッジをかけて固定します。部分入れ歯に比べ違和感も少なく安定し、咬む力も大きく回復します。
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ブリッジのメリット
- 固定式なので違和感は少ないです。
- 金属を用いる場合は保険が適用されます。
(保険外でハイブリッドセラミックまたはオールセラミックジルコニアの素材を選択することにより、天然の歯に近い審美的な修復も可能です。)
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ブリッジのデメリット
- 支える歯を削る必要があり歯にダメージがあります。
- 支えとなる歯には失った歯の噛む力が加算されることにより大きく負担がかかります。
- 歯肉との間に食べ物カスがつまりやすく、口の中が不衛生になりやすいため、歯周病や虫歯のリスクがたかまります。
- スカスカと空気がもれて発音しにくい場合があります。
- 削った歯に痛みが出れば、神経を取る処置をする場合もあります。
- 保険のかぶせ物は素材にプラスチックが使われているので、使っている間に変色して擦り減ってきてしまいます。
インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | ||||
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安定性 | ◎ | ・安定性がある ・永く使用可能 |
△ | 安定性はあるが限界がある (7~8年) |
△ | 調整や作り変えの必要がある |
違和感 | ◎ | 違和感なし | ○ | ほぼ違和感なし | × | 違和感・異物感がある |
咬合力 | ◎ | 天然歯と同様に咬める | ○ | ほぼ天然歯と同様に咬めるが、過度な負担は加えられない | × | ・咬む力は7割減 ・過度の負担を加えると隣接する歯への負担が大きく痛みを伴う |
審美性 | ◎ | 優れている | ◎ | 優れている | × | 劣る |
歯への影響 | ◎ | 全くない | × | 隣の健康な歯を削る必要がある | × | 歯を削る事はないが、バネをかけている歯などへの負担が大きい |
治療本数 | ◎ | 多くても可能 | × | 欠損数が多いと不可能 | ◎ | 多くても可能 |
手術 | × | 外科治療が必要 | ◎ | 必要なし | ◎ | 必要なし |
治療期間 | × | 2ヶ月~期間必要 | △ | 比較的短時間 | △ | 最も短時間 |
健康保険 | × | 保険適用外 | ○ | 保険適用可能 | ○ | 保険適用可能 |
義歯治療
違和感の少ない快適でよく咬める入れ歯を入れることで楽しい会話・食事をすることが可能になり食事と生活の質が向上します。
また、歯の質感、大きさ、厚さを薄くし、重さも軽くし、見た目も良く改善します。
保険適応の入れ歯(金属のバネ以外はほとんどがプラスチック)では、どうしても違和感が解消されない場合において、様々な治療法をご提案できます。
保険適応の入れ歯は、その素材がレジン(プラスチック)であるため、ある程度の厚みが必要です。入れ歯自体に厚みがあれば、当然違和感も強くなります。
また、その素材が樹脂(プラスチック)であるために、ものを噛んだときにゆがんで歪みが生じてしまいます。

「ゆがむ」ということは、噛んだときに入れ歯が歯ぐきに当たり不快になり食事に支障が出ます。
金属床義歯(保険適応外)の入れ歯は、保険適応の入れ歯と比較して薄くすることが可能で、噛んだときのゆがみがないために痛みが出にくいという特徴があります。
義歯床部分が金属になっていて、またバネ(歯にかかる針金)も目立たないものを使用できます。
金属床義歯(保険適応外)が良いに決まっているのですが、生まれて初めて入れ歯を入れられる方には、まずは保険の入れ歯を入れて頂くことをお勧めします。それは、初めてお口に入れ歯を入れる場合、それはどんなに良い入れ歯だったとしても、生体にとっては異物になります。つまり、保険内(プラスチック)の入れ歯を入れようが、金属床の入れ歯を入れようが違和感が生じるからです。まずは、保険の入れ歯を装着して、慣れてから金属床義歯を装着されることをお勧めします。
当院では総入れ歯・義歯の材質について、まず患者様のご希望をお聞きし、次にお口の中の状態や咬みあわせを検査させていただいた上でもっとも良いと思われる方法を提示させて頂きます。そして、最後に患者様に決めて頂いております。
スマイルデンチャー
バネのある入れ歯だと金属のバネが悪目立ちし、口元が気になる方が多いです。ノンクラスプデンチャーなら金属のバネがないので、目立たず笑顔になっても口元を隠す必要がありません。
笑顔に自信が持てる入れ歯それがノンクラスプデンチャーです。

ノンクラスプデンチャーの特長
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その1
弾力性が有り痛みをやわらげる
入れ歯の歯ぐきに当たる面を生体用シリコーンというクッション材で覆うため、歯ぐきにかかる圧力を軽減し、噛んだときの痛みをやわらげます。
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その2
外れにくい
シリコーンの適度な弾力が吸盤のような密閉性を生み出し、噛むときに発生するアゴの横の動きにも抜群の吸着性を実現します。
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その3
歯茎をまもる
やわらかいシリコーンは歯ぐきの座布団。硬い入れ歯と歯ぐきの間でクッションの役割を果たし、デリケートな歯ぐきをやさしく保護します。硬い入れ歯による歯ぐきのトラブル(歯ぐきの血流障害など)を緩和します!
薄く、軽く、弾力がある素材。とてもよくフィットします。金属の鉤(カギ)がなく、笑顔になっても口元は美しいまま。
金属アレルギーの方にも安全に使えて最適です。 -
その4
「痛い・噛めない・外れる」を解消する入れ歯
硬い入れ歯の裏面を生体用シリコーンというやわらかいクッションで覆う、全く新しい入れ歯の技術です。生体用シリコーンの弾性が、入れ歯でグッと噛んだときの歯ぐきにかかる負担をやわらげ、驚くほどの吸着力を発揮します。「痛い・噛めない・外れやすい」といった、従来の入れ歯の悩みを解消するとともに、歯ぐきをやさしく守ります。
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その5
この、ノンクラスプデンチャーは総入れ歯・部分入れ歯に対応可能です。

