- 歯周病
- 口臭外来
- 予防歯科
歯周病

私たちは歯周病予防・治療に積極的に取り組んでいます
歯周病は歯を失う原因の1位です。
だからこそ私たちは歯周病予防・治療に積極的に取り組んでいます。歯周病の原因は食べカスではなく「細菌」です。これらは歯磨きが充分でなかったりすると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。これを歯垢(プラーク)と言い、うがいをした程度では落ちません。

こんなお悩み、ありませんか?
- 歯茎が赤く腫れる
- 歯茎から膿がでる
- 歯茎から血が出る
- 口臭がする
- 歯石が付く
- 歯茎が下がる
- 歯がしみる
上記のような症状が1つでも見られる場合、歯周病の可能性があります。
自分がどの程度の歯周病であるかは、私たち歯科医師でさえ検査をしてみなければわかりません。
恐怖!気づかず進行する歯周病
歯周病は『静かなる病気』とも呼ばれ、『顎の骨が溶ける時に痛みがでない』ので気が付いたころにはすでに重症化し歯が抜け落ちてしまう危険な病気です。しかも進行した歯周病はたとえ治療したとしても完全には戻らないので、あなたの歯を残すには予防するしか方法がないのです。

歯を支えている歯槽骨が2/3以上溶けてしまった状態です。歯がぐらつき、硬いものなどが噛みにくくなります。
あなたの歯を残すために重要な歯周病検査
下記の3つで、ある程度進行度合いを把握することができます。

歯を支える骨=「歯槽骨」の吸収を確認します。
歯と歯ぐきの隙間=「歯周ポケット」の深さを専用の器具を使って測定し深さから、歯周病の進行度合いが判断できます。健康な歯ぐきでは1~3mm、歯周病は4mm以上になってきます。プロービング時に出血のあった部分もチェックします。出血の有無により、歯周ポケット底部の炎症の程度を判断できます。
歯を支える骨=「歯槽骨」の吸収を確認します。
歯垢・歯石除去

歯ぐきより上に着いた歯石の除去を行います。歯石は、歯垢(細菌の塊)が石灰化したもので、歯磨きでは取り除けません。
いきなり歯茎の中の歯石を除去してしまうと、知覚過敏(しみる症状)や歯肉退縮が起こりやすくなってしまいます。まずは目に見える部分を綺麗にし、歯ぐきの炎症を落ち着かせてから、歯茎の中の歯石除去を行っていきます。
当院の最先端レーザー治療

当院の最先端レーザー治療「レーザーデブライドメント」
切開しない!ハクリしない!縫合しない!
歯周ポケットに厚さ0.3ミリのファイバーを入れてレーザー光により細菌を死滅させます。
ブラッシングのアドバイスをさせていただきます
患者様それぞれに適切なブラッシング方法を歯科衛生士よりアドバイスさせて頂いております。
「なんだ、歯ブラシか!毎日磨いてるよ~」と思われる方が多いですよね。しかし磨いているようで、磨けていない人が大半です。
歯ブラシの毛先をしっかり歯と歯ぐきの付け根に当てて磨いていますか?
チャッチャッとやって終わりにしていませんか?
歯周病は最初の段階で、正しいブラッシング法を身に付ければで治療結果も良くなり、再発も防げます。
このように思ってる方は多いと思います。
しかし実際はどんなに歯磨きがうまい人でも、私たち歯科医師でも7割程度しか歯垢はとれていません。
ですので、フロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュなどの清掃補助器具を使う必要があります。

ご存知ですか?歯周病と全身疾患
実は歯周病菌が原因で心筋梗塞や脳梗塞、誤嚥性肺炎など死に至るような重篤な病気やリウマチや早産などせいかになるリスクが高まることがわかってきました。
言い換えれば歯周病予防することが全身の健康に繋がり、生涯医療費にかけるお金も大幅に削減することが可能です。
みなさん「健康への投資」はじめてみませんか?
口臭外来
みなさん、イイ息してますか?

『恋愛』や『仕事』にも影響する口臭問題。どんなにオシャレしてもどんなに笑顔が素敵でも会った時に口が臭いとドン引きしますよね。
ご存知ですか?生理的に受け付けない人の特徴。
あるテレビ番組の調査では、
2位 体臭がくさい人
3位 食べ方が汚らしい人
つまり男女問わずどんなに魅力的で性格が良くても口臭がある人は、生理的に合わない方が多いのです。特に接客業や営業職など、普段人と接するお仕事をされている方は特に気をつけたほうがいいかもしれません。
自分では気づかない口臭はなかなか指摘できないものです。
人と話すとき、自分の口臭を予防することは『エチケット』の一つです。
人との距離が近づいたときに不快に感じさせないことは重要です。大切な人間関係を壊してしまわないためにも、口臭対策をはじめてみませんか?

毎日歯を磨いているのに、
息が臭かった原因は何だったのか
毎日歯を磨いているにも関わらず、息が臭かった原因は何だったのか。口臭は口内環境によるものが多く、ほとんどは「プラークや舌苔に潜む細菌が産生したガス」が原因です。体質による口臭は腸内細菌の腐敗臭などが原因です。
お口の中からは、約100種類以上のガスが発生してきますが、その中で、不快感を伴う臭気成分は3大ガスに集約されています。
【ニオイの種類】
①硫化水素:卵が腐ったようなニオイ
②メチルメルカプタン:生臭い、魚のようなニオイ
③ジメチルサルファイド:生ごみのようなニオイ
サプリメントや口臭グッズでは治りにくい理由とは?
口臭発生菌はバイオフィルムに守られる
バイオフィルムは、特に珍しい物ではなく、排水溝・お風呂場のヌルヌル、ヌメヌメした汚れに存在します。バイオフィルムが形成された部位は、薬品を振りかけただけでは剥がれ落ちません。皆さんも一度は経験があるはずです。年末の大掃除でブラシやたわしで、ゴシゴシ、こすってもなかなかヌメリが落ちにくい事ありませんでしたか?
口の中に出来るバイオフィルムに守られた口臭発生菌も原理は同じです。お口の中の口臭発生菌に守られたバイオフィルムも全く同様で、専門家の施術で、機械的にはぎ取るしか確実な手だてはありません。いくらガムや洗口剤、サプリメントを摂取しても思う通りの効果が得られません。これが、口臭がなかなか治らない原因の一つなのです。
当院の口臭治療の特徴

一人ひとり原因に合わせた口臭治療プログラムを提供
人それぞれ原因が違うので、一人一人にあった治療計画を立て口内環境面と体質面の両方からアプローチします。
口内環境により発生した口臭はニオイの元に合わせた除菌療法を行い、体質により発生した口臭は、ニオイの元に合わせた漢方薬を処方することで体質から改善させます。
予防歯科

私たちは予防歯科のプロ集団です。
予防のプロフェッショナルとして研鑽を積んだ国家資格を持つ歯科医師、歯科衛生士が、担当制でしっかりとあなたのお口の健康を守ります。
歯磨きを毎日していても、全ての人が虫歯や歯周病を防げるわけではありません。その理由はバイオフィルムが関係しています。
バイオフィルムとは、たくさんの菌が集まってできた膜状の細菌の塊です。歯周ポケットのバイオフィルムは歯磨きでは除去できません。またマウスウォッシュなどの薬液でも破壊されません。歯科医院の専用機器によって取り除く必要があります。

『歯周病』と『虫歯』は予防できる
お口の2大トラブル『歯周病』と『虫歯』は、発症と進行のメカニズムが判明されているので予防できる病気です。1度でも虫歯の治療をしてしまうと、再びその歯が虫歯になるリスクはかなり高くなります。再び虫歯になると、その歯の神経を抜くことになり、そして神経を抜くと歯に栄養が届かなくなり、破折が生じ、歯を抜くことになります。

軽度の歯周病なら
まだ元の健康な状態に戻れます
歯周病も治療後にメンテナンスを怠るとすぐに再発しやすい病気ですが、骨が溶けるという危険な時でも痛みがでないので気付きにくいという特徴があります。軽度の歯周病ならまだ元の健康な状態に戻れますが、中度以上になると溶けた骨は治療しても元に戻りません。
ポイントは、いかに真ん中の状態から右に進行させないかです。
歯周病も虫歯も再発させないために、毎日のご自宅での口腔ケアが重要ですが、『口腔ケアは丁寧な歯磨きだけで充分じゃないの?』という質問をよく耳にします。
実は歯ブラシでは歯石は取れません。

実は歯ブラシでは歯石は取れません。また、歯ブラシが届かない歯茎の中のバイオフィルムも取れません。
生涯自分の歯を保つには『治療後は再発のリスクが大きいこと』『歯ブラシでは歯石や歯ぐきの中の細菌は取れないこと』を認識する必要があります。
日本ではこれを認識していない方が多く「自分だけでなんとかなる」「丁寧に歯磨きしてるから大丈夫」と思いがちです。
実際成人の約8割の人が歯周病だと報告されてますが、9割の日本人は『自分は歯周病ではない』と回答するなど自覚せず放置しているので歯を失う原因の1位が歯周病になっています。
