舌痛症、舌の違和感など舌の治療について

佐賀市の歯医者Sagan歯科こども歯科です。

今回は、舌痛症、舌の違和感など舌の治療についてです。

Sagan歯科こども歯科にて歯科治療を行っていると、「唇、舌にできものができた」「口内炎が治らない」など、口腔粘膜の異常を訴える患者さんが来院し診察することが多いです。

舌痛症とは、舌に他覚的には何の異常も認められないにもかかわらず、舌のヒリヒリ・ピリピリとした痛みを訴える疾病の総称であり、多くは舌尖部や舌縁部に持続性、表在性、自発性の痛みが生じます。

「食事中は痛まない、何かに熱中している間は感じない」ということも時々有り、舌癌に対する不安も強い場合が多く「心理的なもの」などと解釈されがちな疾患です。

しかし統計的には、舌痛症の患者でうつ病など精神科疾患を罹患したものは2割に満たず、既往があってもその多くは寛解すると言われています。

また舌の痛みを訴える患者は、同時に口の渇きを訴えることも少なくありません。
口腔乾燥症、いわゆるドライマウスの症状も関連する大きなポイントと言えるでしょう。

これら口腔内の違和感は精神的なものだけではなく、多くは脳機能のエラーによって引き起こされていると考えられています。

また、非歯原性歯痛という症状から舌痛症を訴える方もいらっしゃいます。

非歯原性歯痛とは、歯に原因がないにも関わらず、歯に痛みを感じる疾患です。

非歯原性歯痛は、歯痛全体の2.1〜9%を占めると推定され、Nixdorfらのシステマティック・レビューによれば、一般の歯科医院での非歯原性歯痛の発現頻度は5.3%であると推定されています。

さらには、年間で1万本の歯が根管に原因のない根管治療をされているという報告もあるほどです。

歯に原因が見つからないにも関わらず患者が痛みを訴えるため、歯科医師により抜髄や抜歯など効果のない不可逆的な歯科治療が行われることもあり、当然抜髄や抜歯を行っても歯痛は継続するため、原因不明の痛みとして困窮している患者や歯科医師が、いまも日本全国に存在しているのが現実です。

口腔、舌、顔面痛は、歯学部の教育課程にあまり盛り込まれていなかった経緯があり、臨床上でも見過ごされがちだった領域でこれからの分野です。

私は佐賀に戻る前に神奈川県の大学病院でこの分野の治療、研究、勉強をしておりましたので舌の痛みや違和感でお悩みの方はSagan歯科こども歯科へご相談下さい。

佐賀市の歯医者 Sagan歯科こども歯科

佐賀市本庄町本庄507-9

南バイパス沿