九州歯科大学に根管治療を学びに行きました。

佐賀市の歯医者、Sagan歯科こども歯科の院長池田達彦です。

今回は、小倉にある、九州歯科大学に根管治療を池田歯科こども歯科の馬渕裕子先生と2日間にわたって学びに行きました。

倉富覚先生という講師は、九大の臨床教授でスタディグループ北九州歯学研究会という治療レベルの高い先生が集まっている会で研鑽されています。

初日はまず根管治療の基礎知識や手技についての講義がありました。

米国と日本における根管治療を比較し、日本の一般開業医がどこに注力すべきか考える基準や知識を教えていただきました。

最新の知識や技術、器材を使用しながらもその前提を理解し、役割、特性に応じて使用している倉富先生の臨床から多くのヒントを教授いただけました。

洗浄方法については、次亜塩素酸ナトリウム水溶液とEDTAを用いて、超音波とヤグレーザーの併用が一番効果的で、根管バキュームの使い方や仮封のコツ、重要性についてお話しされました。

また、九州歯科大学の保存治療学分野で研究され商品化されたバイオセラミック系のシーラーであるBGシーラーの特徴や利点について現時点では、とても臨床的に素晴らしい材料だと学べました。

初日の最後は事前に宿題として抜去歯牙の根充実習をしていただいたものを受講生と一緒に講評して翌日からの実習で学ぶポイントを明確にして終了しました。

二日目は抜去歯牙を用いて実習を行いました。

前歯、大臼歯の解剖学的特徴を踏まえて、効率的でベーシックな根管形成方法をデモンストレーションしていただき、エンド三角の除去方法、根管口明示のポイントを確認しました。

初日の講義内容からリンクする内容が多く、活発な質問が飛び交い、倉富先生から丁寧にひとつずつ回答いただける、とても内容の充実した実習でした。

最後に実習した歯牙をスライドに投影して全員で講評したあと、先生の難症例への対応を解説いただいてセミナーが終了しました。

受講生と先生の距離が近く、臨床へ即応用が可能な内容に大満足でしたが、マイクロスコープやCTなど新しい機器を導入することで、より精度の高い診断をしながら、今までと変わらない歯内治療の考え方を融合させ、自分のクリニックの臨床現場に1番適した形に落とし込んで、すぐに実践していく事が大切だなと思いました。

また、患者さんとの長期に渡る信頼関係を築くために、しっかりと経過を確認していくことが重要であると再認識しました。

今回の勉強会は、コロナ禍の中、久しぶりに大学で学べる環境に身を置けてとても面白かったです。

これからも新しい知識とベーシックな治療を織り交ぜながら、地元佐賀市の患者さんに治療や予防歯科を通じて歯の健康に貢献出来るよう努めていきたいです。

佐賀市の歯医者 Sagan歯科こども歯科

佐賀市 本庄町本庄507-9

南バイパス沿