歯医者が教えるSNS情報の正しい見方

佐賀市の歯医者Sagan歯科こども歯科の院長です。

玉石混交のSNS情報。

エビデンスの全くない情報、フェイクニュース、正しい最新の知見を分かりやすく噛み砕いてお伝えしているものまで様々ありますね。

一体何を指針として信じて良いのかな?

と不安になられる患者さんも多いかと思います。

よく、人は「自分の体のことは自分が一番よくわかっている」と言います。
でも、本当のところは「わかっていないことだらけだけど、それを自覚していない」だけ。
なのに、自分は全部わかっていると過信していると、それが病気の発見や、治療開始の遅れにつながったりします
特に、口腔内を治療していても、患者さんから痛くないから大丈夫だと思ってました。
そのような方が、佐賀市ではあまりにも多く問題意識を感じていました。
アスリートも一般人も病気や怪我をすることで、身体のケアから食事やリカバリーに強い関心を持ち始めます。
健康体がどれほど大切かという事は、失った時に本気で気付かされます。
このHPでも私はこれまで、患者さんが歯医者さんを上手く受診するためのノウハウや、歯科検診の重要性、最新の治療法やトピックなどを広く世に伝え貢献したいと思い、HPやSNSで発信してきました。
しかし、こうした「正攻法」の発信を受け取ってくれる人は、もともと健康に対する意識が高い人なんですよね。
むしろ、健康や医療に対して関心のない人には、真正面から啓発という方向で攻めても刺さらないんです。

「医学の知識は、決してハードルの高いものではない」

患者さんが医療の情報をネットに頼ろうとするのは当然です。ただ、ネットの情報の問題は、簡単に「わかった気」になれてしまうところ。
そのため、情報を精査するというプロセスがけっこう飛ばされがちなところが欠点です。
医学を含め、科学的な情報を発信するときは、科学的な根拠を出典として明示するのが大原則です。この原則は発信するツールによらず、論文であろうと、書籍やSNSであろうと変わらないはずです
ところがSNSでは、この原則があまり意識されないまま、人の健康に関わる重要な情報が「カジュアルかつ無責任に」発信されることも少なくありません。
特に、その発信者が専門家であった場合、たとえ明確な科学的根拠の示されない発信であっても、受信する側は信頼を置いてしまうのです。
実際には、きちんと出典を明示していない限り、医者や歯科医師であってどれほど権威や知名度の高い発信者でも、それは単に「個人的な意見」を述べているだけです。
情報の「出典」に注目すること
つまり、根拠とされている論文を明示したり、学会や公的機関が出しているガイドラインを参照したりしているかどうかということです。
無論、出典を明示しても、その発信が正しいという証明にはなりません。
しかし、第三者が発信の妥当性を検証できるようになります。それが、出典を記すことの意義です。
学びによって高まるのは知識の量よりも、知識がないことへの自覚であり、無知の知です。
不確かな情報に接して迷ってしまっても、ドクターときちんとコミュニケーションすることで疑問が解消することは多々あります。
まずは、信頼できるかかりつけの先生と気軽に聞けるような関係を構築することが大切だと思います。
健康への意識は失ってこそ本気で向き合えるもの。
予防歯科医療への意識をもっと高めていけるようにこれからも患者さんと真摯に向き合って治療していきたいと思います。
佐賀市の歯医者 Sagan歯科こども歯科
佐賀市 本庄町本庄507-9