三叉神経痛と歯の痛み

佐賀市の歯医者Sagan歯科こども歯科です。

三叉神経痛と歯の痛みは混同しやすく、一斑を見て全豹を卜すような誤診により抜歯されるケースも有るようです。

神経血管症候群(三叉神経痛・顔面けいれん)Neurovascular Syndrome

代表的な疾患は「三叉神経痛」と「顔面けいれん」です。

俗に「顔面神経痛」と呼ばれるものは「三叉神経痛」のことです。

顔面神経は顔面の運動を支配する「運動神経」ですから、「痛覚」の伝達は行いません。

当院でも、上顎犬歯を2回ほど歯根の治療をした時、根管内の清潔さとは裏腹に疼痛が一向に改善しないので、三叉神経痛を疑って脳外科の受診を勧めて精査したら前下小脳動脈による三叉神経REZの圧迫があったので三叉神経痛でした。

三叉神経が脳幹から分岐する部には特に電気的に活動しやすい部位(以下REZ:Root Entry Zoneと略)が存在します。

REZの近傍には上小脳動脈(以下SCA:Superior Cerebellar Arteryと略)と呼ばれる、中脳・小脳上面を栄養する血管が走行しています。

三叉神経痛の患者様の多くの症例ではSCAの屈曲が強く、REZにSCAが拍動のたびに接触を繰り返す結果、REZが電気的に活動しやすくなり、三叉神経の支配領域の特にTrigger Zoneと呼ばれる部位が刺激され、具体的には洗顔・ひげを剃る・風が顔に当たるなどの軽微な刺激にさえ、耐えがたい激痛が生じてしまい、歯までも痛く感じることがあります

 

佐賀市の歯医者Sagan歯科こども歯科

佐賀市 本庄町本庄507-9

南バイパス沿