虫歯とカンジタ菌

佐賀市の歯医者Sagan歯科こども歯科です。

口腔内には約400種以上の微生物が存在しますが、良い菌も悪い菌も一定のバランスを保ち免疫力により均衡を保っています。

生まれたときに人のお口の中には、虫歯および歯周病菌、真菌は存在しません。

しかし、悪い菌がなぜお口の中に住み着いてしまうのかというと、親や家族からうつされているのです。
回し飲みや回し食い、箸やスプーンの使いまわし、ほっぺにキス、くしゃみなどが感染ルートとしてあげられます。

菌がお口の中に入ってくると、お口の中で定着し、虫歯や歯周病を発症する可能性が出てきます。

低年齢児の重度虫歯では、S.ミュータンス(虫歯の主要な原因菌)とC.アルビカンス(カンジタ菌)が、相互に病原性を高めながら連合軍のように攻め込んで歯を蝕んで悪化させることが分かってきました。

虫歯はミュータンス菌(S. mutans)によって引き起こされますが、虫歯の発生を増悪させる因子の一つにカンジダ菌(C. albicans)などの真菌が関係し、虫歯のある幼児の口腔内のプラークの中には虫歯のない幼児よりもより多くのカンジダ菌(C. albicans)が認められます。

特に妊娠中は、ホルモンバランスの変化からカンジダ菌が増殖しやすくなります。

カンジタなどの真菌と言われるカビ菌は口腔内常在菌といって、お口の中に必ず住み着いている菌です。

カンジダ菌は口腔内常在菌のため、普通の健康な人の口の中では、組織内に侵入することはありませんが、ドライマウスで乾燥したり免疫力が低下した状態が持続すると粘膜上皮の抵抗力が減少し、カンジダ菌が上皮内に侵入し、炎症を起こし、カンジダ症となります。

また、徹底的に治療し、やっつけても、空気中や食べ物や指などから再びお口の中に戻ってくるので全滅させることは不可能です。

定期的に歯科医院に通って虫歯、歯周病菌、カビ菌が増えすぎないよう、専用の器具を用いてクリーニングを行う必要があります。

糖尿病など全身疾患をお持ちの方、お子様や妊婦さんは、特に歯の定期検診とクリーニング、フッ素塗布をお勧めしています。

佐賀市の歯医者 Sagan歯科こども歯科

佐賀市本庄町本庄507-9